前回はウイルスの存在を受け入れると題してお話ししました。
最後に唐突にストレスの話が出てきて驚かれた方もいらっしゃるかと思います。
第2部はコロナウイルスの存在がストレスとなり体に与える影響についてお話します。
簡単な流れ
ストレスの種類
ストレスと自律神経との関係
ストレスも一度認めれば過剰反応はしない
ストレスの種類
ウイルスの存在を受け入れるのって難しくないの?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
いやいや、「まあウイルスくらい、地球にいるよね」くらいの認識です。
好きでも嫌いでもなく、まあいるよねくらいの認識です。
さらに言えば感染するかしないかは50%なわけです。さらに感染して発症するかしないかで50%、重症化するかしないかで50%、数学に弱いので最終的に何%になるかはわかりませんが・・・これを考えること自体がストレスになるということはわかりますか?
下表はストレスの種類を抜粋したものです。
身体的ストレス
物理的ストレス:暑さ・寒さ・高気圧・低気圧 など
環境的ストレス:騒音・照明・ほこり・臭い など
肉体的ストレス:病気・ケガ・通勤・勤務 など
化学的ストレス:食品添加物・化学物質・空気汚染・酒・たばこ など
生物的ストレス:細菌・ウイルス・花粉
精神的ストレス
『社会的ストレス』
仕事関係のストレス:転勤・昇進・左遷・転職・失業・退職・残業・夜勤・ノルマ・セクハラ など
学校関係のストレス:入学・転校・クラス替え・進学・退学・成績不振・いじめ など
家庭環境によるストレス:結婚・離婚・転居・同居・別居・子供の独立・家計・DV など
人間関係のストレス:上司・同僚・部下・取引先・友人・先生・隣人・家庭・嫁姑 など
『心理的ストレス』
身体関係的ストレス:疲労・病気・健康喪失・妊娠・出産
喪失体験:離婚・別居・家族、友人との死別 など
感情によるストレス:将来に対する不安・恐怖・怒り・家族や友人の病気・失恋・失敗・挫折 など
上記のようにウイルスの存在自体がストレスであり、不安や恐怖といった感情もまたストレスなのです。
ストレスと自律神経の関係
ストレスは交感神経を優位にさせます。
交感神経・副交感神経は人間の神経系のひとつである自律神経です。意思でコントロールはできません。
交感神経は体のアクセル、副交感神経はブレーキの役割があります。
ストレスは交感神経を優位にする=アクセルを踏みっぱなしにするということです。
あなたは車を運転しています。アクセルを踏みっぱなしで運転してください。と言われたら・・・
これ、よっぽどハンドリングに自信があっても危ないですよね。
アクセルを踏む・離す・ブレーキを踏む・離すことができなければ車の運転はできませんよね?
ウイルスの存在を嫌だと思い過度に怖がること=あなたの体はアクセルを踏みっぱなしにしているのです。
交感神経は緊張・興奮状態となり心拍を上げる・消化を抑制する・唾液の分泌を減らす・汗をかく などの作用があります。
緊張・興奮状態では十分な睡眠をとれない、十分な栄養を摂れない、免疫機能が低下するなど多大な影響を及ぼします。
さて質問、あなたは普段風邪をひいたときにどうしますか?
また、お医者さんに何と言われますか?
しっかり寝て、栄養取ってねと言われないですか?
※日本人は何かを悪者にするのが好きな民族です。交感神経がすべて悪いのではなく、必要に応じて優位にできる状態が理想ですよ!
ストレスも一度認めれば過剰反応はしない
交感神経が優位になると真逆のことが起こるということがお判りいただけたと思います。
第1部でもお伝えしましたが、一旦ウイルスの存在を受け入れる、不安や不満もすべて受け入れる。
すると過剰に反応しなくなっていきます。
いわゆる「悟り」です。悟りは動じない・ブレない・流されないということにもつながります。
すべてを一旦受け入れることでストレスではなくなり、交感神経に作用しなくなる=体調に影響が出にくくなる。
これを覚えておいてくださいね!
次はいよいよ免疫力をあげる方法です!
お楽しみに!
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