美容鍼だけじゃない!マタニティケアのファミリアくわな鍼灸院です。
知人女性から妊娠したよ!という話を聞きました。
いやー、こりゃめでてぇな!めでてぇよ!
で話を聞くと初期のつわりは治まったものの、5ヶ月の今は【よだれづわり】に困っていて、産婦人科に聞いたら、「なる人は辛いよねー」で終わったのよ…
というので、こりゃ出番だ!
ということで、マタニティ鍼灸をしてきたので誰かがまた困った時に見つけられるように書き残しておこうと思います。
今回のお話の目次
そもそもつわりとは
つわりの症状と仕組み
よだれづわりの対処法
ほないきます。
1.そもそもつわりとは
妊娠によるホルモンバランスの変化によって生じる
吐き気、嘔吐、食べ物の好みの変化などの総称です。
ただし、人によっては頭痛や眠気、唾液の増加などもみられるなど症状は様々であり
個人差も大きいことが特徴です。
また、つわりは50-80%の妊婦さんが経験すると言われています。
臭いからくる吐き気というのが【つわりあるある】だと思いますが、私の妻は夫婦でよく通っていた豚骨ラーメンの臭いがダメでした。
知人も豚肉の臭いがダメだったり、なかには旦那さんの臭いがダメなんて人もいました。
赤ちゃんのベッドである胎盤を形成するために、子宮を柔らかくするホルモンが分泌(脳汁ブシャー)されます。
そのホルモンは子宮だけでなく、胃腸・膀胱・筋肉や関節にも作用します。
なので妊娠中は便秘・頻尿・腰痛・股関節痛、腱鞘炎など、なんでも症状が出ます。
2.よだれづわりの症状
ホルモンバランスの変化により胃腸の働きが低下するという事は先述しました。
消化能力の低下で長時間の消化活動を強いられます。
長時間働き続けると熱をもち
その熱気が食道を上がっていくのが吐き気に繋がるのですが、
長時間の消化活動を補うためによだれを多く分泌する。
これがよだれづわりです。
3.よだれづわりの対処法
よだれづわりの対処法は
・さらさらよだれ
・ねばねばよだれ
によって異なります。
さらさらの場合は下関(げかん)というツボ
ねばねばの場合は頬車(きょうしゃ)というツボ
このツボを中心にゴリゴリマッサージしましょう。
今回はつわりの基本的な治療、お腹・背中・足に鍼と灸、
併せて下関に鍼をしたのですが
唾液量と嚥下のバランスが良くなったとコメントをいただいたので良しとしましょう。
今回の記事はいかがでしたか?
つわりは一時的なものと長期的なものがあります。
他のつわりの対処法についてもまたお話していきますね。
ほなまた!!
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