お子様連れでも気にせずご来院いただけるファミリアくわな鍼灸院 いまかどです😊
学校を再開する地域がポツポツ出てきましたね。休めない方や子供を預けることができない方には朗報になるんですかね?
政府のスタイルはあくまで「休校要請」ですからね。すべてを聞く必要はないとは思います。
しかし、感染者はまだまだ増えると予想される中での再開は色々な話題を呼びそうですね。
さて、本日はお子さまの症状を早く治すコツとしてお伝えします。
本日のお話
症状=悪と考える方が多い
症状への意識が強すぎる方が多い
医療や鍼灸への依存度が高い
けっこう辛辣な内容ですので心にゆとりをもってご覧ください。
症状=悪と考える方が多い
小児はりをしているとたくさんのお母さんとお話をします。
お話を嫌うお母さんもいます。
お話をしていると症状を悪と考えている方、多いです。
「見ているのも嫌」「こんな子うちの子じゃない」「学校の先生に言われた」
こういう話を耳にします。
夜泣きやチック、落ち着きがない、人を噛むなどいろいろな症状がありますが、これらは子供が発している何かのサインです。
気質として受診するアンテナが強いということは考えられます。
何かを伝えたいけど伝えることができない。
それで子供なりに出来ることをする、結果的にそこへたどり着いているんです。
では質問、何かを伝えようとしてサインを出している子供は嫌いですか?うちの子ではないですか?
選択肢が少ないだけで、じぶんの意思表示ができる素晴らしい子じゃないですか!
まずは一旦、すべてを受け入れてあげてください。お父さん、お母さんの心の状態を整えましょう。
全てはそこから始まります。
症状への意識が強すぎる方が多い
私は、すべての患者さまに「最近どうですか?」とか「何かありました?」と聞きます。
お気づきでしょうか?私のこの質問には主語が無いんです。「お子さん」「お母さん」という主語は無いんです。
だから何を答えても良いんです。
事細かに一週間の様子を話してくれる方もいますし、なかにはメモを見せてくれる方もいます。
〇時〇分 夜泣き
〇日 〇回○○した という感じ
しかし、事細かに話せるということは症状との距離が近すぎます。お母さんの頭の中は症状のことでいっぱいです。
そんなナーバスな状態は子供に伝わります。病院や鍼灸院へ行って先生と自分のことを話している、小児はりをしているので当事者であるということはわかっています。
そんな状態の子供がナーバスなお母さんを見たら・・・「自分のことなのかな」と子供なりに悩みますよね。
先にも書きましたが何かを伝えたいのに伝えられないのでそれが症状になっているんです。
お判りですか?ここでループしているんです。
子どもからのサイン=症状
⇓
お母さんがナーバス
⇓
それを見て子供が悩む
⇓
子どものストレスになる
⇓
サインが増える=症状
こうなっていませんか?
では、どうしたら良いでしょうか。ループしている部分でどこが余計でしょうか。
大事なのは子ども全体を見ることです。
しっかり食べている、しっかり寝ている、しっかり遊べている、たくさん笑っているか、これらができているかどうかをなんとなく把握すること。
お子さんの症状に悩む自分に酔いしれたい方、悲劇のヒロインになりたい方はまあ良いですけども。
良かれと思ってやっていたことは、実は子どもを苦しめていたんです。
医療・鍼灸への依存度が高い
先ほどと打って変わって、今度は先生にまかせっきりというお話です。
病院行って薬を飲めば大丈夫という方が一定数います。もちろん素人には判断できませんのでドクターの存在は大きいです。
小児はり通っているのに治らない。
前回と症状が変わらない。
その場合、依存し過ぎて自分では何もしないということが考えられます。
症状が出続けているということは今の生活スタイルのままではダメだということはわかりますか?
しかし行動しない方が多い。
「面倒くさい」「自分のことじゃないのに」「私が間違ってると言いたいんですか?」「先生の言ってることだけやっていればいい」「そんな時間ない」
そう思っていませんか?
しかしこのツケは症状となって帰ってきます。
ドクターや我々鍼灸師はずっと寄り添うことはできません。
ということは、ある程度の情報を自分で知る義務があります。そして自分で生活スタイルを改善しなければならないということ。
ある程度の知識がないと客観的に行動ができない、だから距離が近くなりすぎる。丸投げしてしまうんだとご記憶ください。
まとめ
症状はサインという認識をもつ
治療後は症状ではなく子ども全体をみてあげることが大切
症状と距離を取ることがいちばんの近道
知識をつけ、何ができるか考える
かなり辛辣な内容です。
今、どんな気分でしょうか。何ができるでしょうか。問いかけてみてください。
本日もお読みいただき有難うございました。
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