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褒めて育てる?叱って育てる〜自己効力感〜

桑名の子育てする鍼灸院、ファミリアくわな鍼灸院の今門です。


前回、前々回と褒め育てに必要な自己肯定感と、過程を見る具体的な褒め方についてお伝えしました。


今回は軽く触れてはいましたが、改めて自己効力感についてお話ししていきます。


自己効力感

  1. 自己効力感とは

  2. 結果だけを褒めると


1.自己効力感とは


自己効力感とは何らかの課題、問題に対して「俺ならできる」「私ならできる」という感覚のことを言います。



褒め育てにおいて最後に自信をもたせるのが自己効力感です。


自己肯定感という土台の上に自己効力感が乗っかると、「〇〇をしっかり準備してきたからできる!」という風に成り立ちます。


しかし、自己肯定感が低いと自己効力感は安定しません。


自信はあるんだけど、その根拠は評価されていないので、非常に脆いのです。



2.結果だけ褒めると…?


100点を取った。

一等賞だった。


結果だけを褒めるのは親にとって簡単です。


が、、、これには落とし穴があります。


次のテストで90点だったらどうしますか?

次の大会で予選落ちしたらどうしますか?




どうしてできなかったの?って言いますか?


90点で凄いねと言うと言われた側は

「は?100点じゃないから凄くないし何言ってんの?」ってなりますよね。


こうなると何も見てないくせに、何も知らないくせに偉そうにしやがってと思われ、評価はガタ落ちです。


これもうグレますわ🤔


このように結果だけを褒めると自己効力感だけが高くなり。

一度の失敗で崩れ落ちてしまう可能性があります。


また100点?スゴーい!と言われ続けてきた神童が、大学受験に失敗しても落ち溢れるパターンです。


下積み時代なくいきなり売れたリズムネタの芸人が、ブームが去った瞬間から行方不明になるやつです。



 

これやっちゃってる親御さん、けっこういると思うんですよね…


この例えが合っているのかは別として、何事も土台がシッカリしていないと脆いものです。


家も、人も、ね!


本日もお読みいただきありがとうございました。

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