ちょっとやばい鍼灸師、ファミリアくわな鍼灸院のいまかどです。
息子の保育園ライフが始まりました。
彼はお出かけが大好きなので、半日もお外にいられることが楽しいようで、
すんなり教室?に入っていく事にホッとしています。
彼は誰とでも絡みに行きます、コミュニケーションが苦手なわけではないので自閉要素は少なく、どちらかと言えば集中力の部分に発達的要素が見られるように感じます。
ま、個性なんですけどね。

さて、発達障害の概念の3つ目は学習障害(LD)についてです。
学習障害とは
それぞれの特徴は?
どう対処したらよい?
1.学習障害とは
学習障害は年齢によって設定されている水準の学力の獲得が困難である事とされています。
学習障害は大きく3つに分類されています。
読みの困難
書きの困難
算数や計算の困難
2.それぞれの特徴は?
【読みの困難】
似た形の文字を読み間違える
単語を一語として読めず逐語読みをする
文節読みができない
文字や行を飛ばしてしまう・繰り返し読んでしまう
語尾や言葉を自分で作る
文章の要点を理解することが難しい
【書きの困難】
鏡文字になる事が多い
へん・つくりが逆の文字を書く
「く」・「へ」、「め」・「ぬ」など似た文字を間違える
枠からはみ出る
板書が困難
助詞を間違える
決まったパターンの文章が多くなる
【算数や計算の困難】
数の大小がわからない
繰り上がり・繰り下がりの意味がわからない
繰り上がり・繰り下がりを忘れる
分数や小数の意味がわからない
単位の意味がわからない
筆算の桁がズレる
文章題から式が作れない
以上の様な特徴があります。
3.どう対象したら良い?
【読みの困難】
ひらがな1文字の読みの定着から開始して、徐々に、単語や語句のまとまり、文章を読めるようにしていくことが大切です。
単語や語句の読み方を聞かせ、その意味を教えること、また、例文などをつくることで、語彙の力を高めていくことが大切です。
音読してあげるようにしていきましょう。
【書きの困難】
書くことが苦手なお子さまは読むことも苦手なことが多いので、まずは流暢に読めるようになることが必要です。
流暢に読めるようになると、ひらがなを書くことが上手になることが多いです。
書くこと自体はなぞり書きから練習し、習得度に合わせながら模写や聴写を行っていきましょう。
お子さまに合わせた方法を選択することが重要です。
タブレットでアプリを活用することも有効かもしれません。
【算数や計算の困難】
たくさんの問題を解くよりも、少ない問題をゆっくりと丁寧に解くようにしましょう。まずは、10の合成・分解を理解できるようになることが大切です。分からない問題は答えを教えるだけでなく、道筋をフォローするようにしましょう。
3回に分けて発達障害についてお伝えしました。
少しでも児童の周りの理解が進み、環境が整うことを願っています。
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