top of page

インスタで知り合ったサイクリストを治療した話。



どうも!ファミリアくわな鍼灸院のいまかどです。


インスタグラムにロードバイクの投稿をしたら、コメントを頂いたローディーとライドすることになり、施術までさせて頂けたので、何をしたか、ローディーにありがちな身体の使い方について書いてみようと思います。(ワクワク)

本記事のお品書き


  1. まずはヒアリング

  2. ローディーあるある

  3. 股関節モビリティの左右差

  4. 反りのな腰椎のモビリティ

  5. 治療は何をするの?



1.まずはヒアリング

特に強く痛むとかはなかったのですが、「次の日に疲れが残る」ということでした。 立位前屈・後屈では痛いわけではないが前屈時に違和感を感じるようです。


見ると腰椎が動いていない。


その時の写真は無いですが、


サンプル画像でイメージは共有できるかと思います。




2.ローディーあるある

ローディーが痛めやすい部位とその理由を書き出してみます。


首の痛み→

サドルからハンドルまでが遠く、前傾姿勢がキツめの時、前を見ようとアゴをあげると頸椎がタイトになり痛みます。


手の痛み→

前傾姿勢とハンドルの角度が合っていないと手首が痛みます。


腰の痛み→

サドル高やサドルの角度が合っていないと脚腰が連動せず痛みます。


膝の痛み→

サドル位置やクリート位置が合っていないと垂線が狂い、前モモに負担がかかり、膝が痛くなります。


足首の痛み→

サドル高やクリート位置が合っていないと足首が伸びた状態で下死点を通過するので足首がいたくなります。


で、これ、私が全部体験したことですね。

ポジションは大事です。

3.股関節モビリティの左右差

多くの方が利き足側よりも軸足側のモビリティ(可動性)が低くなります。


というのも、右利きの方は左を軸にして体を動かします。


左を安定させて右を動かす。


日常動作でコツコツ左右差を作っていくわけです。


この方は右利きということでしたが、右股関節の動きが左に比べると詰まっている感じがあり


「元は左利きでしたか?」とお聞きしたところ、右利きに直しておられました。 パワーメーターをつけておられて、左右差が出るという方は股関節モビリティの左右差をチェックしてみてください。



4.反りのない腰椎のモビリティ

先述していますが、


腰椎を上手く使えていないと下半身だけでのペダリングになったり、


体幹を使えずに肩付近で上体を支える事になり、


首や脚が想定以上に疲れてしまい、


ライド中にスタミナ切れだったり、


翌日に疲れが残ったりします。



5.治療は何をする?

股関節の可動性や腰椎との連動性を出し、ペダリングしかり歩く時に使う筋肉を動かしていきます。


この方も例に漏れず、背中〜腰の起立筋や腸腰筋、臀筋に鍼を打ったり、ヒップリフトや腰椎を回旋させて緊張を解いていきました。



動画は絶賛編集中!ですのでもうしばらくお待ちくださいね!

bottom of page