【顎関節症の原因①】無意識の「食いしばり・歯ぎしり」がアゴを壊す理由
- ファミリアくわな鍼灸院
- 2 日前
- 読了時間: 3分
とても暑いですが皆さん生きてますか?こんにちはファミリアいまかどです。
今回は新しく始める治療メニュー【顎関節症】について書いていきます。
・口が開かない
・口を開けると痛い
・口を開けると音が鳴る
など
原因と対処について書いていきますね!

◆ その「グッ」と力を入れるクセ、気づいていますか?
あなたは何かに集中しているとき、「ふと気づけば歯をギュッと食いしばっていた」ことはありませんか?それ、実はアゴにとって大きな負担になっています。
顎関節症の原因のひとつに、食いしばりや歯ぎしりの習慣があります。特に日本人はストレス社会で知られ、無意識に歯を噛みしめている人が非常に多いのです。
◆ 食いしばりと歯ぎしり、どう違う?
食いしばり(クレンチング):
昼間・仕事中・運転中など、意識がある時間帯に起こりやすい
イライラ、緊張、集中状態で起こることが多い
音は出ないが、筋肉に強い負荷がかかる
歯ぎしり(ブラキシズム):
主に就寝中に起こる無意識の動き
ギリギリという音を伴う場合もあるが、音のしないタイプもある
寝起きにアゴが疲れていたり、歯がすり減っていることも
どちらも、「気づかないうちにアゴを酷使している」という共通点があります。

◆ なぜ食いしばり・歯ぎしりで顎関節症になるのか?
私たちのアゴには、「咀嚼筋(そしゃくきん)」と呼ばれる噛む筋肉がついています。食いしばりや歯ぎしりが続くと、これらの筋肉が常に緊張し、やがて筋肉のコリや炎症、関節への過負荷を引き起こします。
さらに、以下のような状態につながります:
アゴの開閉時に「カクッ」「パキッ」と音が鳴る
口が開けにくくなる(開口障害)
噛むと痛む、こめかみや耳の前が重い
肩こりや頭痛、首こりも併発する
つまり、アゴの筋肉の疲労と硬直が、関節の動きを妨げ、顎関節症を引き起こすのです。
◆ 自覚しづらい「日常のクセ」に注意!
食いしばりや歯ぎしりの怖いところは、「無意識でやってしまう」点です。
たとえば:
PC作業中に奥歯を噛みしめている
料理中や洗濯物を干しているときにアゴに力が入っている
車の運転中、信号待ちでグッと噛んでいる
こうした“力みクセ”は、日常に潜んでいます。また、ストレスや睡眠の質が悪いことも、夜間の歯ぎしりを強める原因になります。
◆ 対策①:日中の「気づき」と意識の緩め方
まずは**「噛んでないか意識する」ことから始めましょう。**
おすすめは以下のような対処法です:
ふとしたときに「上の歯と下の歯、離れてる?」と確認する → 正常な状態では、リラックス時は上下の歯は触れていません
PCやデスク周りに「歯、離れてる?」と書いたメモを貼る
ガムや硬いものを避けて、アゴの負担を減らす
ストレス対処:深呼吸・ストレッチ・睡眠の質改善
◆ 対策②:鍼灸でアゴ周りの筋肉をゆるめる
食いしばり・歯ぎしりによってこわばった筋肉には、物理的なアプローチが有効です。
特に鍼灸は、以下のような作用が期待できます:
咀嚼筋(咬筋・側頭筋)の緊張を直接ゆるめる
筋肉の奥深くにあるコリやトリガーポイントを狙える
自律神経を整え、ストレスによる緊張をやわらげる
定期的なケアで、「そもそも食いしばらない身体の状態」をつくっていくことが可能です。
◆ まとめ:クセに気づくことが、はじめの一歩
食いしばり・歯ぎしりは、日常の小さなクセが積み重なって起こるものです。意識していない時間帯にアゴを酷使しているからこそ、気づいたときのケアが大切。
「疲れる」「違和感がある」「音がする」そんなときは、アゴのSOSかもしれません。
あなたのアゴ、ちゃんと休めていますか?
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