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健康ってなんぞや?

ご無沙汰しております。


普段顔ばっか触ってるので、ファミリアさんって体の施術できるん?と聞かれます。


できるし、やるなら徹底的に、です。


その症状を良くしたいのなら

「生活を見直しましょう」

「その仕事どうしても続けなアカンの?」

と言うと…


「はぁ?なんなんこいつ」みたいな顔をされる方がいらっしゃいます。

腰が痛いんだから腰触ってくれよ!みたいな?


今回はなんでそんな面倒くさい事を言っているのか、健康というタイトルでお話してみようと思います。


頑張ってついてきてね!


健康とは何か?——WHOの定義から考える本当の健康


「健康ですか?」と聞かれたとき、あなたは何を思い浮かべますか?

風邪をひいていないこと? 痛みがないこと? それとも病院にかかっていないこと?


多くの人は、「健康=病気ではない状態」と考えがちです。しかし、それだけでは本当の健康とは言えません。実際に、世界保健機関(WHO)は、健康について次のように定義しています。


「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的・精神的・社会的に完全に良好な状態のことである。」


この定義は1946年に採択されて以来、世界中の保健医療・福祉の分野で“健康”を語る際の土台となってきました。そして今なお、私たちが健康をどう捉えるべきかを考える上で非常に示唆に富んでいます。


では、具体的にこの「肉体的・精神的・社会的に完全に良好な状態」とはどういうことなのでしょうか?



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1. 肉体的な健康とは


これは最もイメージしやすい部分かもしれません。痛みがない、睡眠が取れている、食欲がある、体力があるなど、いわゆる「身体が元気な状態」です。


しかし、注意すべきは“見えない不調”です。例えば、現代では「未病(みびょう)」と呼ばれる、病気とは診断されないが不調を感じている状態が多く見られます。肩こり、頭痛、冷え、疲れやすさ…これらは放っておくとやがて本格的な病につながるかもしれません。


だからこそ、「今、病気ではない」だけでなく、「本当に調子がいいか?」という問いかけが重要です。



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2. 精神的な健康とは


体が元気でも、心がすり減っていては健康とは言えません。ストレスが多すぎたり、不安やイライラが続いたりすることは、やがて心だけでなく体にも影響を与えます。実際、精神的ストレスが免疫力を下げたり、睡眠障害や胃腸の不調を引き起こすことも知られています。


近年では「メンタルヘルス」の重要性がようやく一般にも認識され始め、カウンセリングや心理的ケアを受けることへのハードルも少しずつ下がってきました。これは歓迎すべき変化です。


心が穏やかで、自分を大切に思えて、前向きに日々を送れているか。これもまた、健康の大切な要素なのです。



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3. 社会的な健康とは


「社会的に健康」というのは一見ピンと来ないかもしれません。しかしこれは、家庭や職場、友人関係、地域社会とのつながりが良好であるという意味です。


人は社会的動物です。誰かと関わり、支え合い、必要とされることで生きる力を得ています。孤立していたり、虐げられていたり、居場所がないと感じていたりすることは、たとえ体も心も元気であったとしても「健康」とは言いにくい状態です。


コロナ禍で多くの人が感じた「人と会えないことのストレス」は、社会的なつながりがいかに重要かを私たちに改めて教えてくれました。


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4.スピリチュアル的な健康とは


近年、特に欧米では「スピリチュアル・ヘルス(霊的健康)」という概念が注目を集めています。


スピリチュアルと聞くと、「宗教的」や「非科学的」といった印象を持つかもしれませんが、ここでいうスピリチュアルはもっと広い意味を持っています。


自分の生きる意味や価値に納得できているか


人生に目的や使命を感じられているか


目に見えない存在(自然、宇宙、先祖など)とのつながりを大切にしているか



こうした「魂の健やかさ」や「人生との深い調和感覚」も、健康の重要な要素と捉えられています。


たとえ体に病気があっても、「自分は意味ある人生を送っている」と感じられる人は、内面的に非常に健やかでいられる。

逆に、何のために生きているのか分からず、毎日をこなすだけになっていると、体は元気でも心が枯れていってしまいます。



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5.動的な健康=揺れながら保つバランス


また、「健康は静的なゴールではなく、動的なバランスである」という考え方も広がってきています。これは「動的健康(dynamic health)」という概念です。


人間の心と体は、常に変化しています。季節や年齢、環境、感情…それらに応じて、調子が良い日もあれば、そうでない日もあります。


つまり、健康とは「ずっと完璧な状態でいること」ではなく、「揺れながらも自分なりのバランスを保ち続けること」。


少し疲れたら休む


不安になったら誰かに話す


心が乱れたら深呼吸する



そうやって、自分自身と対話しながら“ゆらぎ”を整えていくプロセスこそが、本当の意味での健康につながっていくのです。



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健康とは、選び続けること


健康は、ある日突然手に入るものではありません。

それは、日々の選択の積み重ねです。


今日はスマホを見る時間を減らしてみる


朝、ほんの5分だけ深呼吸してから出かけてみる


疲れている自分に「よくがんばったね」と声をかける



こうした小さな選択の先に、体・心・社会・魂すべてが調和した本当の健康が待っています。



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健康は「ゴール」ではなく「プロセス」


WHOの定義は、実は多くの議論も呼び起こしてきました。なぜなら「完全に良好な状態」などというものは、ほとんどの人が一生のうちに何度も経験するものではないからです。


では、健康は一種の理想郷で、現実には手に入らないものなのでしょうか?


そうではありません。大切なのは、「完全であることを目指す」ことではなく、「健康をつくり、育て、保つ」ことです。つまり、健康とはゴールではなく、日々の暮らしの中で意識し、選び、積み重ねていくプロセスなのです。



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あなたにとっての「健康」とは?



最後に、こんな問いかけをしてみてください。


「今の私は、自分らしく、満たされて生きているだろうか?」



この問いに「YES」と答えられる人こそ、本当に健康な人かもしれません。


「健康」とは、数値や診断だけで測れない、自分との深い関係性の中にあるもの。


今日という日が、あなたにとって心と体と魂が調う1日になりますように。


さて今回は、健康とはなんぞや?というお話でした。


単に、病気の有無だけじゃない事を知っておいてくださいね!

そして、この考え方は顔にも影響を与えます。


次回は「心のブスは顔のブス」というお話をしていきますね。

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1 opmerking


はは、面白い質問ですね!私たちは皆、自分の「内なる年齢」が実際の年齢とどう一致するか、時々考えますよね。もしそれを気楽に探求したいなら、友人がオンラインの精神年齢診断を受けて笑っていたのを思い出します。もちろん科学的なものではありませんが、質問は面白く、時にはあなたの習慣、視点、状況への反応について驚くほど考えさせられます。それはエンターテイメントの一環であり、あなたの性格特性について異なる、遊び心のある視点を得る方法です。「年齢」を真剣に受け止めすぎず、質問に答えるプロセスを楽しみ、それがどのようなプロフィールを描き出すかを見てください。ちょっとした息抜きになり、楽しい方法であなたの成熟度(あるいは未熟さ)について考えることができます!

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