美容鍼って、何をしているの?
- 8月24日
- 読了時間: 6分
こんにちは。あるいはこんばんは。
ファミリアくわな鍼灸院のいまかどです。
「美容鍼って、何に効くんですか?」
これは、よく聞かれる質問です。
「鍼を刺したら顔が引き上がるんですよね?」
「顔に電気を流して、筋トレするんですよね?」
そんなイメージを持っている方も多いと思います。
でも、美容鍼を8年ほど続けてきて、私は少し違う答えにたどり着きました。
美容鍼は、顔を無理やり引き上げるものではない。
では、何をしているのか?
今回は、ファミリアの美容鍼についてお話しします。

① 効く美容鍼と、効かない美容鍼がある
いきなりですが、
美容鍼なら、どんな施術でも同じように結果が出るわけではありません。
鍼を刺す。
電気を流す。
たくさん鍼を刺す。
それだけで顔が変わるのであれば、美容鍼はとても簡単です。
でも実際には、
「どこに刺すのか」
「なぜそこに刺すのか」
「どんな刺激を入れるのか」
「今の顔に何が起きているのか」
によって、結果が変わります。
だから私は、
「鍼をすること」よりも「どこに鍼をすると最も効果的か」
を大切にしています。
美容鍼を続ける中で、私がずっと考えてきたのは、
「どうやったら顔を引き上げられるのか?」
ではありません。
「そもそも、なぜ顔が下がって見えるのか?」
ということでした。
そして、そこを考え続けて、今門なりの答えにたどり着いています。
② 他とは少し違う解釈にたどり着いた。だから効く
美容鍼について調べると、
「鍼で肌に刺激を与えて、修復する力を利用する」
「血流を良くする」
「筋肉を刺激する」
など、いろいろな説明があります。
これらは、どれも美容鍼を考えるうえで大切な要素です。
でも、私はそれだけでは足りないと思っています。
特に「リフトアップ」です。
美容鍼をすると、
「顔がスッキリした」
「フェイスラインが違う」
「頬が上がった気がする」
という変化を感じる方がいます。
でも、
鍼が顔を物理的に上へ引っ張っているわけではありません。
では、何が起きているのでしょうか?
私は、ここに「筋肉の柔らかさ」が大きく関係していると考えています。
ヒントは運動不足と使いすぎです。
③ 美容鍼で勘違いしやすいこと
まず、よくある勘違いを整理してみます。
「鍼を刺すと、顔が引き上がる」
これは少し違います。
鍼そのものが、筋肉を上に引っ張っているわけではありません。
「電気を流せば、顔の筋トレになる」
これも、そうとは言えません。
身体同様に、顔の筋肉も鍛えれば良いわけではありません。
たるみは、固まって、動かなくなって、重力に負けて下がる。
また食いしばりによって、すでに緊張して硬くなっている筋肉もあります。
そういう筋肉に必要なのは、
「もっと鍛えること」よりも先に
「まず柔らかくすること」です。
④ 本当は、顔の中で何が起こっているのか?
では、美容鍼をすると何が起こるのでしょうか。
私は大きく3つの変化があると考えています。
① 肌に刺激を入れる
鍼を皮膚に刺すことで、身体に小さな刺激が入ります。
身体はその刺激に反応し、組織を修復しようとするさまざまな反応を起こします。
その過程を利用して、肌のコンディションを整えていく。
これが美容鍼の一つの役割です。
② 血流などに変化が起こる
鍼による刺激によって、局所の血流などにも変化が起こります。
その結果、
「顔色が明るくなった」
「肌にツヤが出た」
「ハリが出た」
など、肌の状態の変化を感じる方もいます。
③ 筋肉が柔らかくなる
そして、ファミリアが特に大切にしているのがここです。
鍼をすることで、緊張して硬くなっている筋肉が柔らかくなる。
すると、
「顔が軽い」
「フェイスラインがスッキリした」
「頬が上がった感じがする」
という変化につながることがあります。
つまり、
鍼をして顔を引き上げているのではなく、筋肉の緊張をゆるめている。
ここがポイントです。
リフトアップの正体は「柔らかさ」
ここが、今回一番お伝えしたいところです。
美容鍼をすると、
鍼をする
↓
筋肉が柔らかくなる
↓
顔の余計な緊張が抜ける
↓
本来の状態に戻っていく

これが、施術直後に感じる「リフトアップ」の一つの正体だと私は考えています。
でも、ここで終わりではありません。
一度柔らかくなっても、今までと同じ生活をしていれば、また硬くなっていきます。
だから、定期的に繰り返します。
鍼をする
↓
筋肉が柔らかくなる
↓
また硬くなる前に整える
↓
柔らかい状態が少しずつ持続する
↓
硬くなりにくくなる
↓
本来の状態を維持しやすくなる
これを繰り返していく。
すると、
「前より硬くなりにくい」
「柔らかい状態が長く続く」
という変化が出てきます。

私は、この積み重ねこそが、
「リフトアップを維持する」ということの正体
だと考えています。
「どれくらい通えばいいですか?」
美容鍼を受けた方から、よく聞かれる質問です。
「何回くらい通えばいいですか?」
「およそ◯回」とお伝えすることは出来ますが、もちろん、状態によって違います。
一つの目安は、
「柔らかさが持続するようになるまで」
です。
最初は、
施術を受ける
↓
柔らかくなる
↓
数日するとまた硬くなる
ということがあります。
そこで、また整える。
それを繰り返していく。
すると少しずつ、
「前より硬くなりにくい」
「柔らかい状態が長く続く」
「以前ほど鍼やマッサージが痛くなくなってきた」
という変化が出てきます。
ここまで来れば、お顔が変わりはじめたサインです。
だから、
「何回通えば終わり」ではなく、
「自分の力で良い状態を維持しやすくなるまで」
という考え方をしています。
もちろん、定期的にメンテナンスすることは大切です。
でも、理想は、
ある程度、自分でコントロールできる身体になること。
そのために、
筋肉の緊張をゆるめる。
自分の身体の状態に気づく。
食いしばりなどの原因を知る。
生活や身体の使い方を少しずつ変える。
そうやって、自分自身でも良い状態を維持できるようになっていく。
美容鍼は「顔を作る」のではなく「本来の顔に戻りやすくする」
「美容鍼で顔を変える」
という表現に少し違和感があります。
もちろん、見た目は変わります。
でも、新しい顔を作っているわけではありません。
肌に刺激を入れる。
血流などの変化を促す。
筋肉の緊張をゆるめる。
そして、硬くなりにくい状態を少しずつつくっていく。
その結果として、
「顔が本来の状態に戻りやすくなる。」
これが、私が考える美容鍼です。
美容鍼を8年続けてきて、
「鍼を刺せば引き上がる」
「電気を流せば筋トレになる」
という単純な話ではないと感じるようになりました。
大切なのは、
「今、この顔に何が起きているのか?」
を見ること。
そして、
「どうすれば、この顔が本来の状態に戻りやすくなるのか?」
を考えること。
その答えとして、今門は、
「柔らかくする。」
「その柔らかさが持続する身体をつくる。」
というところにたどり着いています。
それが、ファミリアくわな鍼灸院が考える美容鍼です。




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