ここまでは自己肯定感と自己効力感についてお伝えしてきました。
子育てをする中で褒める、叱る、あると思います。
褒められたから繰り返す。
嫌な思いをしたからやめる。
などなど・・・・
これらは行動心理学のオペラント条件付けという考え方で、
4つのカテゴリに分けることができます。
その中でも特に伸ばしたい部分
今回は正の強化についてお伝えしていきます。
正の強化
負の強化
正の弱化
負の弱化
こんな感じで参ります。
1.正の強化
1番伸ばしたいのがこの正の強化です。
ある行動をとると本人にとって良いことがあるので、次も同じように行動する。
ひとりでお片付けをしたら、褒められたしお母さんが喜んでくれた。
だから次回も一人でお片付けをする。
これが正の強化です。
2.負の強化
ある行動をとると本人にとって嫌なことが取り除かれるので、次も同じように行動する。
お片付けをするとお母さんに怒られないので、お片付けをする。
これが負の弱化です。過去に怒られたんでしょうね・・・
3.正の弱化
ある行動をとると本人にとって嫌なことが起こるので、その行動を控える。
おもちゃを散らかしっぱなしにすると、お母さんが怒るので散らかしっぱなしにしない。
これが正の弱化です。良い状況とは言えませんね。
4.負の弱化(罰)
ある行動をとったことで、本人にとって良いことが取り除かれた。
おもちゃを散らかしっぱなしにしたら、罰としておやつ抜きになった。
これが負の弱化です。
やりがちですがもう究極に状況が悪いです。
両者ふてくされる姿が目に浮かびます。
如何でしたか?
あなたはどれが一番多いでしょうか。
褒め育てにおいて行動変容を促すには、
「本人にメリットがある」
これが最も効果的です。
「褒め育て」ですから、叱る・怒るの前に褒めて行動変容を促す。
これを目標としましょう。
本日は少々長め、お読みいただきありがとうございました。
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